社長挨拶
当社は1982年の創業以来、社名の InterCOM 「Inter COMputer & COMmunication(コンピュータと通信の融合)」 が示すように、一貫して通信をコアとする自社ブランドのソフトウェア開発・販売を主な業務としてまいりました。 その間、「FALCON」、「Biware」、「まいと~く」 など数々のベストセラー商品を生み出し、コンピュータ業界では『 通信のインターコム 』として高く評価を いただくまでに成長しました。餅は餅屋といいますが、私たちは今後とも創業以来の「通信」をメインビジネスとしたソフトウェアの開発に打ち込み、商品を通してお客さまに "夢と感動"を提供していきたいと考えております。
さて近年のICT(情報通信技術)業界は、企業のIT投資の回復基調や、システムのリプレース需要、中小企業のIT投資促進税制などが要因となり、ハードウェア・ソフトウェア共に確実な成長が続いています。国内のパソコン出荷台数は、個人・企業市場ともに伸長し1,400万台を突破しました。私たちのコンピュータ向けソフトウェアの国内出荷金額も堅調な伸びを示しています。しかしこうした中で、パッケージ ソフトウェアの価格は十数年前の1/5 ~ 1/10へと下落し、また一方で新たなテクノロジーやインフラへの対応が要求され開発コストは大幅に膨れあがってしまいました。数年前、国内の多くのソフトウェアベンダーはビジネスのスピードを急ぐあまりソフトウェアを海外から輸入したり、開発コストを低減させるため中国やインドにオフショア開発を依頼するビジネスモデルに切替えました。そのため、一時、日本のパッケージソフトウェアの輸入は、輸出に比べて30倍以上の格差を生じ、海外依存率が大幅に増加して日本のソフトウェア産業の空洞化が危ぶまれたことがあります。しかし、現在、ユーザーニーズや品質等にきめ細かく対応でき、また性能的にも世界レベルまで達した『日の丸 』ソフトが見直されて、ソフトウェア輸入超過の格差も大幅に改善されてきています。
近年、パッケージ ソフトウェアは、従来のビジネスモデルの延長では付加価値が付けにくい商品となりつつあります。これまでの「売切りビジネス」から「継続ビジネス」へとその収益モデルを変化させていく必要があります。当社では2002年より、当社がこれまで最も得意としてきた「通信」に加えて、これから成長性が望める「セキュリティ」、そして新たな収益モデルを創造したり拡張が可能な「ユーテリティ(ASP)」のソリューションを加えて、3本柱の事業構造に軸足をシフトしました。個人情報保護法によって影響を受ける企業や個人向けのセキュリティソフト、パソコンシステムの故障診断&監視、データ保全ソフト、IT資産管理などの商品がこれに相当します。ビジネスには 『ロマンとソロバン』 の両輪が必要です。ロマン(夢)だけではご飯が食べられませんし、ソロバン(お金儲け)だけでも将来が語れません。当社は、確実な収益確保が可能な従来ビジネスの「通信」でソロバンをはじきながら、将来のビジネスに期待できる「セキュリティ」と、そしてASPサービスやインターネットを介した付加価値の高い新たな収益モデルによりロマンを実現していきます。新しい技術のパラダイムも起こっています。当社独自のビジネスモデルをスピーディに展開するため、SaaS/ASP、グリーンIT、仮想化、流通BMS、内部統制などの最新テクノロジーの導入や開発にも積極的に取り組んでまいります。
日本SME格付けは、日本の中堅・中小企業の信用力評価の指標です。日本SME格付けに関する最新情報はS&Pのウェブサイトでご覧になれます。日本SME格付けは、企業の信用力に関するS&Pの見解ですが、信用力を保証するものではなく、また、関連する取引等を推奨するものでもありません。



