静岡銀行様は、静岡県静岡市に本店を置く地域金融機関として、地域経済を守り地域社会の豊かな発展に貢献することを目標に企業活動を行っています。「地域とともに夢と豊かさを広げます。」という言葉を基本理念として、地域の企業が直面する経営課題を共有しともにその解決に努力する、また、個人のお客様の人生設計のアドバイザーとして質の高い金融サービスの提案を行うなど、地域の人々の夢やビジョンを実現することを社会的責任として位置づけています。
静岡銀行様では、個人ローン審査に関わる業務を管理するシステムで「まいと~く FAX Server」をご利用いただいております。今回はシステムの導入を担当された静岡銀行 個人部 個人営業統括グループビジネスリーダーの御子柴 信吾様と、個人ローンの集中審査を担当されている静銀モーゲージサービス株式会社のリテールローンセンターで、FAXサーバーの運用をされていた前センター長で、現在ローン業務部 ローン事務集中グループ グループ長の新村 善幸様、現在のセンター運営責任者であるローン業務部 部長の鈴木 宏幸様にお話を伺いました。
リテールローンセンターの様子
個人ローン審査システムのリプレイスに伴い、業務効率化とセキュリティ向上のためにスタンド アロン版の「まいと~く FAX」に換えて「まいと~く FAX Server」をご導入いただきました。
(1)システムが接続された保証会社で審査を行う場合は、ローン集中審査システムを使用する。
(2)システムが接続されてない保証会社に保証審査の依頼をする場合は、「まいと~く FAX Server」またはスキャナで取り込んだローン申込書のイメージを「まいと~く FAX Server」でFAX送信する。
営業店、保証会社とのFAX送受信をすべてペーパーレス化
静岡銀行様のグループ会社として融資に関わる業務を担当されているのが、静銀モーゲージサービス様です。その中で個人ローンの集中審査を行っているリテールローンセンターのセンター長としてFAXサーバーの運用に関わっていた新村様が運用状況について教えてくださいました。
「個人ローンの集中審査業務でFAXサーバーを使用しています。約180店舗ある営業店や地区ローンセンターからFAXで送られてくるローン申込書と付随資料をリテールローンセンターで確認する。システムで繋がっていない保証会社に審査依頼をFAX送信する。審査結果を営業店にFAXで送信する。この送受信の部分のすべてを『まいと~く FAX Server』を利用しペーパーレス化しています。そのため、リテールローンセンターでFAXを紙に出力することはほとんどありません。」(新村様)
「FAXペーパーレス化は業務効率向上に大きく貢献した」と語る新村様
業務効率とセキュリティの向上を実現した
「『まいと~く FAX Server』導入前は、まいと~くのスタンドアロン版を3台のパソコンにインストールしてFAX送受信を行っていました。当時は同じパソコンで他の業務も行っていたため、FAX送受信が行われている間は他の業務に支障が出るなどの問題がありました。 『まいと~く FAX Server』の導入に合わせて専用サーバーを設置したことで、それらの問題を解決し、スムーズにFAX送信を行えるようになりました。センター内の各担当者はシステムの画面からすべての操作を行っているので、FAXサーバーの存在を知らないものもいると思います。しかし、業務の中では欠かせない存在です。」(新村様)
「スタンドアロン版のまいと~くを導入しFAXをペーパーレス化した段階で、送受信FAX原稿の置き忘れなど情報漏洩に繋がるミスをなくすことができました。しかし、その時点ではリテールローンセンター内のパソコンを使用していたため、送受信データなどを誰かに見られてしまう可能性もありました。『まいと~く FAX Server』を導入したサーバーを、堅牢なセキュリティ体制をとっているシステムセンターに設置したことで、万全のセキュリティ体制で運用できるようになりました。私どものようにお客様の大事な情報を取り扱う立場では、この変更は重要なことでした。」(御子柴様)
サービス拡充に伴い、FAX使用回線を増設
新村様の後任として現在リテールローンセンターを管理されている鈴木様が今後のご予定をお話しくださいました。
「以前は1本の送信回線を営業店への審査結果通知と保証会社への 保証審査依頼に使用していましたが、回線を増設しました。新たなローン商品の販売開始に伴い、保証会社に対する保証審査依頼FAX送信の件数増加が予想されるため、営業店への審査結果通知用と保証会社への保証審査依頼用のFAX回線をそれぞれ用意したのです。これで営業店への審査結果の連絡もスムーズに行えるようになります。 今後もより有効に活用していけると思います。」
「スムーズなFAX送受信のために今後も活用していきたい」と語る鈴木様