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コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム（本社：東京都台東区、代表取締役社長：高橋啓介、以下インターコム）はこのほど、小売店ごとに異なる流通BMSの取引データを修正して統一のデータフォーマットで提供する、卸・メーカー向けのクラウドサービスを、株式会社サトー（以下サトー）、株式会社インテック、インターコムの3社で共同開発しました。
本サービスは「サービス名 ： Retail COM-PASS（リテール コンパス）」として、2012年9月よりサトーから提供を開始しました。

流通BMSデータ共通化サービス「Retail COM-PASS」システム概念図

流通業界の新しいEDIガイドラインである “流通BMS” がリリースされて5年以上が経ちました。流通BMSは業界で統一されたメッセージでありながらも、実際には、細かなデータ設定について小売店ごとに独自の解釈があります。複数の小売店と取引される卸・メーカーにおいて個別にデータ修正やシステム改修を行うことは、コスト負担や運用上の負荷となっています。 今回の新サービス「Retail COM-PASS」は、このような小売店ごとに異なる流通BMSのメッセージの使い方やデータ設定、項目の共通化をはかることで、卸・メーカーの負荷を軽減し、流通BMSの導入と運用を支援します。本サービスの特長は以下の通りです。

【特長1】 共通のソフトウェアインターフェースを採用

【特長2】 複数の小売店・量販店に対応

【特長3】 受注管理から値札・ラベル発行、出荷検品などワンストップサービスを実現

流通BMSデータ共通化サービス「Retail COM-PASS」は、1ユーザーあたり^※1 月額2万円および小売業1社ごとに月額5千円の利用料金でサトーから提供されます。

※1 事業所単位で1ユーザーとカウントする。