~Web会議ツールで遠隔操作できる?~安全で使いやすいリモートサポートツールとは
- パソコンの遠隔操作
政府が推進する働き方改革や新型コロナウイルス感染対策などでリモートワークを導入する企業が増え、それに伴いリモートワークを効率化するためにWeb会議ツールを導入する企業が増えました。
Web会議ツールには、画面共有や遠隔操作の機能が搭載されているものもあるため、これらのツールを従業員のリモートサポートにも活用したいと考えている情シスの方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、Web会議ツールに付いている遠隔操作機能とリモートサポート専用のツールでは、接続までの手順や使える機能にも色々と違いがあります。
このコラムでは、一般的なWeb会議ツールを使った遠隔操作の案内手順とWeb会議ツールを利用してリモートサポートを行う際の違い、問題についてご紹介します。
1. Web会議ツールでリモートサポートを行う場合
1-1 Web会議ツールでパソコンを遠隔操作する方法
一般的なWeb会議ツールでパソコンを遠隔操作するときは、次の手順で操作を行います。
【手順1】情シスの操作
Web会議ツールを起動します。Web会議をスケジュールし、Web会議情報(URL、ミーティングID、パスコードなど)を従業員へ連絡します。
【手順2】従業員の操作
連絡したWeb会議のURLから、Web会議ツールをインストールしていただきます。
※多くのWeb会議ツールでは、遠隔操作を行う場合は、インストールが必要です。
【手順3】従業員の操作
従業員にカメラと音声(マイク・スピーカー)を設定の上、会議に参加していただきます。
【手順4】情シスの操作
従業員のWeb会議への参加を許可します。
※Web会議ツールによっては、この操作は不要です。
【手順5】従業員の操作
Web会議ツールが起動します。従業員にリモートサポートを行う画面を共有していただきます。
【手順6】情シスの操作
従業員の画面が表示されます。従業員にパソコンの遠隔操作をリクエストします。
【手順7】従業員の操作
情シスによる遠隔操作のリクエストを承認していただきます。
【手順8】情シスの操作
以上の操作で情シスが従業員のパソコンを遠隔操作できるようになります。
1-2 Web会議ツールでリモートサポートを行う場合の問題
万能に見えるWeb会議ツールですが、リモートサポートに使う場合は以下のような問題点もあります。
- 遠隔操作を開始するまでの従業員の操作手順が多く、時間がかかったり、途中で離脱する可能性がある。
- Web会議専用ツールのため、効率よくリモートサポートを行うための便利な機能はない。
- 対応履歴が詳細に残らないなど、遠隔操作を行うことを考慮したときのセキュリティに不安が残る。
2.「RemoteOperator Helpdesk」なら簡単・安全にリモートサポート
「RemoteOperator Helpdesk」は、クラウド型のリモートサポートツールです。情シス担当者は従業員のリモートサポートを簡単かつ安全に行うことが可能です。
2-1 簡単なポイント
簡単なポイント①
遠隔操作を開始するまでの従業員の操作手順が少なく、ITツールに慣れていない方でもスムーズに接続できます。
簡単なポイント②
再接続用ショートカットを作っておくことで次回以降の接続をさらに簡略化できます。
※エージェントプログラムのインストールが必要です。詳細はお問い合わせください。
2-2 便利なポイント
便利なポイント①
便利なサポート専用機能(ポインター、システム情報取得、ファイル転送など)を備えています。ボタン1つで起動でき、リモートサポートの効率化に役立ちます。
便利なポイント②
対応内容のテキストを記録する機能、サポート履歴を分類ごとに管理する機能を搭載していて、サポート内容の傾向分析などに役立ちます。
便利なポイント③
リモート接続して、ユーザーアカウント制御画面の操作も可能です。インストール作業などのサポートも行っていただけます。
※エージェントプログラムのインストールが必要です。詳細はお問い合わせください。
2-3 安全なポイント
安全なポイント①
海外製が多いリモートコントロールツール市場で、開発から販売、サポートまで日本国内で一貫して行っているリモートコントロールサービスです。安全性の高い設計や時差によるタイムラグで対応を待たされることがないサポート体制など、安心してお使いいただけます。
安全なポイント②
サポートの操作ログが記録され、いつ誰がどんな対応をしたのか確認できます。従業員も情シスも安心して利用できます。
3.Web会議ツールとリモートサポートツールの主な違い
-
Web会議ツールは、接続や画面共有などの基本操作が難しく、 ITツールの操作に慣れていない従業員の場合、使用できない場合があります。リモートサポートツールは、接続が簡単で、従業員の操作スキルに依存せずに使えます。
-
Web会議ツールは、サポート目的のツールではないため、 リモートサポートでは画面閲覧と遠隔操作の機能しか利用できません。リモートサポートツールは、ポインターやシステム情報取得、ファイル転送などサポートに役立つ機能が多数あります。
-
Web会議ツールでリモートサポートを行う場合、セキュリティ面に不安が残る場合があります。リモートサポートツールは、接続の時間や、やり取りしたファイルなど、ログがしっかりと残るため安心して利用できます。