機能

機能

対応通信手順

「全銀TCP/IP手順」および「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」の各クライアント側に対応しています。インターネットに対応した全銀TCP/IP手順における通信の暗号化にはSSL/TLS方式を採用。SSL/TLSのバージョン指定やクライアント認証の有無など柔軟な設定が可能です。
全銀TCP/IP(公衆回線/ISDN)全銀TCP/IP(インターネット対応)
インターネットに対応した全銀TCP/IP手順には、インターネットEDI普及推進協議会(JiEDIA)が作成した「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)‐利用ガイドライン SSL/TLS方式編」に基づき、SSL/TLS方式による通信の暗号化機能を実装しています。 SSL/TLS対応バージョン:TLS1.2/TLS1.1/TLS1.0

同時通信可能数

1つのアプリケーションで最大4回線/接続同時に送受信できます。 「電話回線(アナログ/ISDN)を利用した全銀TCP/IP手順」、「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」の両手順で併せて4回線/接続となります。 「電話回線(アナログ/ISDN)を利用した全銀TCP/IP手順」を非同期モデムまたはTAを経由して行う場合、「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」との同時接続において支障をきたす場合があります。両手順を同時に複数回線/接続で送受信を行う場合、非同期モデムまたはTAの替わりにダイヤルアップルーターの利用を推奨いたします。

プロキシ対応

プロキシサーバーを経由した、「インターネットに対応した全銀TCP/IP手順」による送受信に対応しています。

接続先情報の登録

全銀TCP/IP手順で必要となる電話番号、センターコードなどの登録、あるいはインターネットに対応した全銀TCP/IP手順で必要となるIPアドレス、TCPポート番号、クライアント証明書、プロキシサーバーの登録などを行います。

スケジュール管理

スケジュールを作成し、通信を自動実行することが可能です。

通信履歴表示

取引先や業務別の通信ログを通信履歴一覧として確認できます。毎日の取引状況の集計や運用状況の把握などに役立ちます。CSVファイルで保存が可能です。

設定バックアップ

万が一の場合に備えて、本商品で登録したすべての情報をバックアップすることが可能です。バックアップした設定は簡単にインポートできます。

API連携

各種開発言語からAPIを呼び出して、本商品を基にした独自開発の業務アプリケーションを作成できます。

開発言語
  • Visual Basic .NET、Visual Basic(6.0J、5.0J、4.0J)
  • Visual C++ .NET、Visual C++(6.0J、5.0J、4.0J)
  • Visual C# .NET
API連携

コマンド連携

コマンドを記述したバッチファイルを作成し、これを呼び出すことで本商品を業務システムと連動させることができます。

コード変換ユーティリティ

IBM漢字(IBM)、JEF漢字(富士通)、KEIS漢字(日立)などのホストコードとPCのSHIFT-JIS漢字コードとの変換が可能です。

通信前/通信後処理

通信前後の処理として、ユーザー独自のプログラムや一連の処理内容を登録したバッチファイルを自動実行することができます。例えば、送信前にファイルをバックアップしたり、受信後のファイルをCSV形式に変換したりするなど、様々な処理に活用できます。さらに通信結果(成功/失敗)に応じて、異なる処理を実行することが可能です。

パスワード

操作者のパスワード登録、パスワードチェック機能を用意しています。権限のない人による操作を防止することが可能です。
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