コラム

再考すべきVPNでのリモートアクセス ~VPNを使わない理由とは~

リモートアクセス

VPNを使ったリモートアクセスはよく使われる手段のひとつですが、メリット・デメリットを理解した上で利用されている、または検討されているでしょうか。

今回はVPNを使ったリモートアクセスについての課題点などを紹介します。リモートアクセスを利用中、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

リモートアクセスとは

リモートアクセスとは、物理的に離れた場所からPCやサーバー、ネットワークに接続して操作することです。これにより、ユーザーは社内ネットワークや個人のコンピューターにアクセスし、必要なデータやアプリを使用できます。リモートアクセスは、仕事の柔軟性を高め、生産性を向上させるための重要な手段です。

リモートアクセスのメリット

柔軟な働き方

リモートワークや在宅勤務が可能になり、仕事の柔軟性が向上します。また、自宅で働くことで、家庭との両立がしやすくなります。

生産性の向上

必要なデータやリソースにいつでもどこでもアクセスできるため、生産性が向上します。

コスト削減

オフィススペースの縮小や、通勤にかかる交通費の削減が可能です。

BCP対策

地震など自然災害の緊急時でも業務を継続することができます。

リモートアクセスのデメリット

セキュリティ

外部からの社内へのアクセスが増えるため、リモートアクセスはセキュリティリスクを伴います。VPNの使用、二要素認証、暗号化などの対策が必要です。

インフラのコスト

リモートアクセスに対応するためのインフラ整備やソフトウェア、ハードウェアの導入、セキュリティ対策などでコストがかかります。

接続の安定性

安定したインターネット接続が必要です。不安定な接続は作業効率を低下させます。

端末管理

リモートアクセスで使用する端末の管理が必要です。適切なセキュリティソフトウェアのインストールや更新、セキュリティパッチの適用が求められます。

コミュニケーションの課題

チームメンバーが物理的に離れているため、一体感が薄れることがあります。また、対面でのコミュニケーションが減り、誤解や情報共有の遅れが生じ、生産性が低下する可能性があります。

リモートアクセスは、現代のビジネス環境で不可欠な要素となっていますが、適切な対策を講じることでその利便性を最大限に活用できます。

リモートアクセスの手段

リモートアクセスは、ユーザーが物理的に離れた場所からコンピューターやネットワークに接続して利用する方法です。ここでは主なリモートアクセスの手段・種類をご紹介します。

VPN(Virtual Private Network)

インターネットを利用してプライベートネットワークを構築する技術です。VPNを使用することで、ユーザーはインターネットを介してリモートのネットワークに安全にアクセスできるようになります。セキュリティ面では、データ通信を暗号化し、第三者がデータを傍受するのを防ぎます。これにより、個人情報や機密情報が守られます。公衆Wi-Fiなどの安全でないネットワークを使用している場合でも、VPNはデータの盗難や不正アクセスを防ぐことができます。

リモートアクセスVPNとサイト間VPN

企業や組織のネットワークにリモートから安全にアクセスするために、VPNが利用されます。VPNの用途はリモートアクセスVPNとサイト間VPNの2つがあります。

リモートアクセスVPN 個々のユーザーがインターネットを通じてプライベートネットワークに接続するためのVPNです。主に在宅勤務者やリモートワーカーが社内ネットワークへリモートアクセスするときに利用します。
サイト間VPN 異なる場所にある複数のネットワークを1つの仮想ネットワークに結合するためのVPNです。例えば、企業の本社と支社を1つのネットワークとして接続するために使用されます。

Windows搭載のリモートデスクトップ(Remote Desktop Protocol)

Windows標準のリモートデスクトップとは、WindowsのOSに組み込まれたリモート接続のためのツール(Remote Desktop Protocol)です。これを使用すると、別のWindows PCから遠隔のWindows PCにアクセスし操作できます。

Windows搭載のリモートデスクトップの特長

  • Windowsのエディションにもよりますが、複数のリモート接続を同時にサポートします。
  • ネットワークレベル認証(NLA)を含む様々なセキュリティ機能を提供します。
  • リモート接続中に接続元にあるプリンターなどのデバイスを使用できます。

Windows搭載のリモートデスクトップの注意点

  • WindowsのHomeエディションでは、リモートデスクトップのアクセス先PCとして利用できません。Professional、Enterpriseエディションが必要です。
  • インターネット経由でリモートデスクトップを使用する場合は、VPNなどの追加のセキュリティ対策を行う必要があります。

リモートアクセスサービス

リモートアクセスサービスは、クラウド環境を利用してリモート接続を提供するサービスです。

これにより、ユーザーはインターネット経由で離れた場所から簡単かつ安全にリモートPCのデスクトップやアプリにアクセスできます。リモートアクセスサービスでは以下のメリットとデメリットがあります。

リモートアクセスサービスのメリット

導入が簡単 リモートアクセスサービスは、設定やインストールが簡単で、すぐに利用を開始できる。
初期コストが少ない 専用回線、VPNの構築、インフラのメンテナンスが不要で、初期投資が少なく済みます。
ライセンス体系 必要に応じてライセンス(ユーザー)を簡単に追加・削減できる。繁忙期だけライセンスを増やすなどの対応が可能です。
セキュリティが担保されている 最新のセキュリティ技術が適用され、データの保護が強化されています。

リモートアクセスサービスのデメリット

接続の安定性 高速で安定したインターネット接続が必要です。
コスト管理 ユーザー数や利用時間に応じた料金が発生するため、利用状況によってはコストが増加する可能性があります。
データプライバシー クラウド上のデータ管理に対する懸念があるため、信頼できるプロバイダーを選ぶことが重要です。

クラウドベースのリモートアクセスサービスは、柔軟性と利便性を提供し、特にリモートワークや分散チームにとって非常に有用です。企業や個人のニーズに応じて、適切なサービスを選択することが重要です。

VPNを利用したリモートアクセスのメリット

VPNはリモートアクセス時のセキュリティを大幅に強化し、企業や個人が安心してインターネットを利用できる環境を提供します。

セキュリティの強化

データを暗号化し、安全なトンネル通信経路を提供するため、通信の盗聴や改ざんを防ぎます。VPNはVPNサーバーでユーザーを集中管理できるため、安全に運用可能です。

①データの暗号化

VPNはデータを暗号化して送受信するため、第三者がデータを傍受しても内容を解読できません。VPNは通常、AES(Advanced Encryption Standard)などの強力な暗号化アルゴリズムを使用します。これにより、データは出発地から到着地まで暗号化された状態で保護されます。

②セキュアトンネリング

VPNは「トンネル」と呼ばれる安全な通信経路を確立します。このトンネル内でデータが送受信されるため、外部からの干渉が困難になります。トンネリングプロトコルとしては、OpenVPN、L2TP/IPsec、IKEv2/IPsecなどがあります。これらのプロトコルは、データの認証と暗号化を行い、トンネル内の通信を保護します。

③データの整合性保護

VPNはデータの整合性を保証するため、データが途中で改ざんされていないことを確認します。VPNプロトコルは、データの整合性を検証するためにハッシュ関数を使用します。例えば、HMAC(Hash-based Message Authentication Code)を利用して、データが送信中に変更されていないことを確認します。

④セキュリティポリシーの集中管理

VPNソリューションは中央での管理が可能で、セキュリティポリシーを一元的に適用できます。管理者はVPNサーバーを通じてアクセス制御リスト(ACL)やファイアウォールルールを設定し、ユーザーのアクセス権限を管理します。これにより、一貫したセキュリティポリシーを全ユーザーに適用できます。

リモートワークの促進

VPNを利用することで、従業員は自宅、出張先など、インターネットに接続できる場所ならどこからでも社内ネットワークに接続し、安全に仕事ができます。
自分の最適な環境で働くことができるため、集中力が高まり、業務効率が向上します。また、柔軟な時間管理により、従業員は自分のペースで仕事を進めることができ、クリエイティブな作業や高度な判断を必要とする業務にも効果的に取り組むことができます。

プライバシーの保護

VPNを使用すると、ユーザーの実際のIPアドレスが隠され、VPNサーバーのIPアドレスが代わりに表示されます。これにより、追跡や攻撃から保護され、オンライン活動の匿名性を高めることができます。IPアドレスの隠蔽により、攻撃者が特定のユーザーを標的にすることが難しくなります。また、VPNサーバーのIPアドレスが攻撃されても、ユーザー自身のデバイスは保護されます。

ユーザー認証

VPNでは、ユーザーがVPNサーバーに接続する際に認証を行います。これにより、不正なアクセスを防止します。認証には、パスワード、証明書、2要素認証(2FA)などが使用されます。証明書ベースの認証は特に強力で、正当なユーザーのみがアクセスできるようにします。

VPNを利用したリモートアクセスのデメリット

VPNを利用したリモートアクセスにはいくつかのデメリットがあります。

導入の手間

VPNを利用するためには、デバイスにVPNクライアントソフトウェアをインストールし、適切に設定する必要があります。
多くのVPNプロバイダーが独自のクライアントソフトウェアを提供していますが、ユーザーは自分のニーズに最適なものを選ぶ必要があります。
設定内容には、サーバーの選択、プロトコルの選択、認証情報の入力など、多くのステップが含まれます。これらの設定は、IT技術に不慣れなユーザーにとって難しい場合があります。

パフォーマンスの低下

VPNを使用すると、データが暗号化されてVPNサーバーを経由して転送されるため、通信速度が低下することがあります。特に高トラフィックなネットワークや多くのユーザーが同時に接続している場合、この影響は顕著です。暗号化により、データパケットのサイズが大きくなることがあります。これにより、同じ量のデータを送受信するのに時間がかかることがあります。VPNの利用は、高速な通信が求められる場合に影響が出る可能性があるので注意が必要です。

セキュリティリスク

VPNを利用することでセキュリティが向上する場合がありますが、逆に新たなセキュリティリスクが発生することもあります。以下に、VPNを利用した際に考えられる主要なセキュリティリスクを詳しく説明します。

①VPNプロバイダーの信頼性の問題

VPNプロバイダー自体の信頼性が重要です。信頼性の低いプロバイダーでは、ユーザーのアクティビティをログとして保存する場合があります。このログが第三者に渡ると、プライバシーが侵害される可能性があります。また、悪意のあるプロバイダーは、ユーザーのデータを不正に利用したり、販売したりするリスクがあります。

②漏洩リスク

VPNが適切に設定されていない場合、データが漏洩するリスクがあります。VPN接続中にDNSリクエストがVPNトンネル外で送信されると、実際のIPアドレスや閲覧しているサイトが第三者に見られる可能性があります。不適切な設定やプロトコルの問題で、ユーザーの実際のIPアドレスが漏洩することがあります。

③脆弱なプロトコル

使用するVPNプロトコルのセキュリティが脆弱である場合、攻撃者に悪用されるリスクがあります。古いプロトコル(Point-to-Point Tunneling Protocol)は簡単に破られる可能性があり、使用しない方が良いとされています。古い暗号化アルゴリズムや短い鍵長は、現代のPCで容易に破られる可能性があります。

④マルウェアリスク

信頼性の低い無料VPNサービスのVPNソフトウェアには、マルウェアが含まれていることがあります。トロイの木馬など 悪意のあるソフトウェアが含まれていると、ユーザーのデバイスが乗っ取られ、個人情報が盗まれるリスクがあります。

⑤認証の弱さ

VPN接続の認証が弱いと、不正アクセスのリスクが高まります。
簡単で 弱いパスワードを使用すると、攻撃者がブルートフォース攻撃や辞書攻撃で接続を突破するリスクがあります。 二要素認証を使用しないと、パスワードが漏洩した場合に簡単に不正アクセスされる可能性があります。

⑥サーバーの物理的なリスク

VPNサーバーが物理的に攻撃されるリスクもあります。VPNサーバーが設置されているデータセンターに侵入され、サーバーが物理的にハッキングされる可能性があります。

管理の複雑化

VPNの運用や管理には一定の知識と技術が必要であり、管理の複雑化が懸念されます。以下に示す点は、特に企業や組織にとって重要であり、適切に管理しないと運用に大きな負担がかかることがあります。

①インフラの設定と維持

VPNインフラの設定と維持には多くのリソースと時間が必要です。VPNサーバーや関連機器の初期設定、ネットワークの構成、適切なセキュリティ設定など、多くの手順があります。セキュリティアップデートや機能追加のためのソフトウェア更新、パッチの適用を定期的に行う必要があります。

②ユーザー管理

VPNを利用するユーザーの管理が煩雑になります。新しいユーザーアカウントの作成、権限設定、退職者や役割変更に伴うアカウント削除や権限変更が必要です。パスワードや証明書の発行・管理、二要素認証の設定など、認証情報の管理が複雑になります。

③トラブルシューティングとサポート

VPNの運用中に発生する問題に対応するためのサポートが必要です。例えば、ユーザーが接続できない場合の原因特定と解決です。これはネットワーク設定、ファイアウォール設定、ユーザーのデバイス設定など、多岐にわたります。VPN接続の速度低下や遅延、帯域幅の問題など、パフォーマンスに関する問題を診断し、対策を講じる必要があります。

④セキュリティ監視と対策

VPNのセキュリティを維持するためには、接続ログやトラフィックログの収集と解析、不正アクセスの検出など、常に監視と対策が必要です。

VPNを使わない選択肢の検討

特定の環境やニーズに応じて、VPNをあえて使用しないリモートアクセス方法が適している場合があります。

なぜVPNが不要なのか

VPNを使わないリモートアクセスを選択する理由には、以下のような点が挙げられます。

①簡単な設定と管理

VPNの設定や管理は複雑で専門的な知識が必要ですが、VPNを使わないリモートアクセスは、より簡単で迅速に導入できるメリットがあります。例えば、画面転送型のリモートアクセスやクラウドサービスは専門知識が不要で、設定や管理も簡単に行うことができます。

②コスト削減

VPNサーバーや関連機器、ソフトウェアライセンスの初期費用と保守費用が不要です。また、VPNの運用に必要な専門知識を持ったスタッフも必要ありません。

③ユーザーの使いやすさ

画面転送型(リモートデスクトップ、画面共有など)のリモートアクセスツールやクラウドサービスは直感的で使いやすく、複雑な設定やトレーニングが不要です。 ユーザーがすぐに接続して作業を始められるため、生産性が向上します。また、クラウドベースのリモートアクセスは、デスクトップ、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなど、様々なデバイスからアクセス可能です。

④セキュリティの強化

VPNは運用次第でセキュリティを強化できますが、クラウドサービスや画面転送型リモートアクセスツールは、最新のセキュリティ機能や認証方法(二要素認証など)を提供し、セキュリティを強化しています。クラウドベースのソリューションは、専用の管理ツールでセキュリティポリシーや監視を集中管理するため、リスクを効率的に管理できます。

画面転送型のメリット

VPNを使わない画面転送型リモートアクセスツールには、以下のようなメリットがあります。

①簡単な設定と管理

VPNの設定や管理に比べて、画面転送型リモートアクセスツールは一般的にインストールや設定が簡単で、技術的な知識が少なくても利用しやすいです。

②迅速な接続

VPNを使用せずにリモートアクセスを提供するため、接続が迅速であり、特に急なサポートやトラブルシューティングが必要な場合に役立ちます。

③低コスト

VPNの導入や維持にはコストがかかりますが、画面転送型ツールは通常、安価または無料で利用できるものも多いため、コストを抑えることができます。

④利用環境

VPNは特定のネットワーク設定に依存しますが、画面転送型リモートアクセスツールはインターネット接続があればどこからでもアクセス可能です。これにより、異なるネットワーク間でも簡単に接続できます。

⑤セキュリティ

多くの画面転送型ツールは暗号化された接続を提供し、セキュリティを確保しています。VPNを使用しない場合でも、安全にリモートアクセスが可能です。

⑥帯域幅の効率化

画面転送型ツールは、データ転送ではなく画面情報の転送に特化しているため、帯域幅の使用が効率的です。これにより、ネットワークの負荷が軽減されます。

⑦マルチデバイスのサポート

画面転送型ツールは、Windows、Mac、Linux、モバイルデバイスなど、様々なプラットフォームで動作するため、異なるデバイス間でのリモートアクセスが容易です。

⑧アクセス管理

画面転送型ツールは、アクセス権限の設定やセッションの監視が簡単に行えるため、誰がいつどのようにアクセスするかを細かく管理できます。

これらのメリットにより、VPNを使用しない画面転送型リモートアクセスツールは、迅速かつ効率的なリモートサポートやコラボレーションの手段として広く利用されています。

VPNと画面転送型の比較

画面転送型リモートアクセスとVPN型リモートアクセスの特徴をまとめました。リモートアクセスサービスを検討する際にぜひ参考にしてください。

画面転送型リモートアクセス VPN型リモートアクセス
セットアップ

画面転送型のリモートアクセスは、リモートデスクトップソフトウェアのインストールと簡単な設定で利用可能です。特別なネットワーク設定やハードウェアは不要です。

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VPNの設定は複雑で、ネットワーク管理者によるファイアウォールやルーターの設定が必要です。専門知識が求められます。

セキュリティ

データはリモートマシンに留まり、ローカルデバイスには転送されません。二要素認証や強力な暗号化が利用され、セキュリティが強化されています。

データは暗号化されてトンネリングされるため、第三者からの傍受が困難です。全ての通信が保護されます。

パフォーマンス

リモートマシンの処理能力を利用するため、ローカルデバイスの性能に依存しません。帯域幅も効率的に使用されます。

データの暗号化とトンネリングにより、遅延が発生することがあります。特にインターネット接続の速度が遅い場合、パフォーマンスに影響を与えます。

デバイス対応

多様なデバイスやプラットフォームに対応しており、Windows、Mac、Linux、タブレット、スマートフォンなど、幅広いデバイスで利用可能です。

VPNクライアントがインストールされた多様なデバイスに対応しています。ほとんどの主要なプラットフォームで利用可能です。

コスト

専用ハードウェアが不要で、ソフトウェアのコストも低く、運用コストが削減されます。

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VPNハードウェアやライセンス費用、専用スタッフによる管理が必要で、初期コストと運用コストが高くなります。

スケーラビリティ

ユーザー数の増加に柔軟に対応でき、追加のハードウェアや複雑な設定が不要です。

新しいユーザーや拠点の追加にはネットワークインフラの変更が必要で、拡張が複雑です。

ユーザー操作

リモートマシンを直接操作できるため、操作が直感的でわかりやすく、トラブルシューティングやサポートが効率的に行えます。

ユーザーはリモートから社内ネットワーク全体にアクセスでき、シームレスに社内リソースを利用できます。

接続環境

インターネット接続があればどこからでもアクセス可能で、BYOD(自分のデバイスを持ち込む)にも対応しています。

インターネット接続があればどこからでも社内ネットワークに接続可能で、リモート作業が容易です。

用途

リモートデスクトップや画面共有を利用した遠隔教育、共同作業、トラブルシューティングなどに適しています。

社内ネットワークやリソースへのアクセス、リモート作業環境の提供に適しています。

導入時間

短時間で導入可能です。ソフトウェアのインストールと設定が簡単です。

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VPNサーバーの設定やネットワークインフラの調整が必要で、導入には時間がかかります。

データ転送

画面情報のみを転送し、データはリモートマシンに留まるため、セキュリティが高いです。

すべてのネットワークトラフィックを転送するため、リモートユーザーが社内ネットワーク全体にアクセスできます。

画面転送型リモートアクセスなら「RemoteOperator Helpdesk」

RemoteOperator Helpdesk」は、在宅勤務や離れた場所にいる従業員のPCをリモートでサポートしたり、お客様先の導入システムやオフィスのサーバーをリモートでメンテナンスすることができます。

特に、不特定多数のデバイスに接続できる有人アクセスと常時接続できる無人アクセスの両方に対応しているため、より幅広い用途で業務効率化やトラブルの迅速解決を実現します。

リモートアクセスサービスの導入を考えている方は「RemoteOperator Helpdesk」をぜひご検討ください。

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まとめ

VPNを利用したリモートアクセスはデータを暗号化したトンネリングで、セキュリティを大幅に強化し、企業や個人が安心して利用することができます。その反面、VPNの導入には専用の機器や専門知識が求められるため、導入自体が難しいことや、利用開始までに時間がかかることが想定されます。

今すぐ、手軽にリモートアクセスを導入したい場合は、専門知識が不要で、短期間で導入可能な画面共有型のリモートアクセスサービスを利用するのがおすすめです。

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