スマホの遠隔操作でできることは? OS別の方法を紹介

スマホの遠隔操作は、離れた場所からスマホを操作・管理するための機能です。
OSに標準搭載されている機能を利用した端末管理に加え、画面共有ツールを活用した遠隔サポートなど、さまざまな用途で活用されています。
遠隔操作の方法は、iPhoneやAndroidなど、スマホに搭載されているOSによって異なります。
今回は、スマホの遠隔操作でできることやOS別の遠隔操作の方法に加え、遠隔サポートで役立つ画面共有ツールについても解説します。
スマホの遠隔操作でできることとは?
スマホの遠隔操作は、大きく分けて下記の2種類があります。
| 遠隔操作の種類 | できること |
|---|---|
| OSに標準搭載されている機能を利用した遠隔操作 | スマホの管理、紛失・盗難対策 |
| 画面共有ツールを利用した遠隔操作 | 遠隔サポート、操作案内 |
「OSに標準搭載されている機能を利用した遠隔操作」では、スマホの位置確認やロック、データ消去などを行うことで、社用端末の管理や紛失・盗難対策に活用できます。一方、「画面共有ツールを利用した遠隔操作」では、従業員やお客様のスマホ画面を確認しながら、操作方法の案内など、遠隔サポートを行えます。
まずは、OSに標準搭載されている機能で行える遠隔操作について解説します。
① 端末位置を特定する
遠隔操作を活用すれば、スマホのGPS機能を使って現在位置を特定できます。別のデバイスから位置が特定できると、紛失・盗難に遭った場合でも速やかにスマホを回収できるため安心です。
また、従業員が持っている社用スマホの位置を定期的に確認できるため、労務管理においても役立ちます。
ただし、デバイス位置を特定する機能は、使い方によってプライバシーを侵害しかねないものでもあるため注意が必要です。利用する場合は、あらかじめ社内ルールを設けておくことが大切です。
② 端末をロックする
遠隔操作でデバイスにロックをかけ、認証情報を入力しないと使用できない状態にすることも可能です。紛失・盗難などに遭った場合に、悪意の第三者による不正利用や情報漏洩を防ぐことができます。
遠隔操作で行ったデバイスロックは、スマホが見つかったあとは簡単に解除できるので、すぐに業務などで利用を再開できて便利です。
③ 音を鳴らす
遠隔操作により、スマホから音を鳴らすことも可能です。マナーモードやサイレントモードに設定していても音を鳴らせるので、自宅やオフィス内でスマホを見失った場合や、紛失した端末を探す際に役立ちます。
④ データを消去する
スマホ内のストレージ上に保存されたデータを、遠隔操作で消去できます。紛失・盗難に遭った場合でも、スマホ内の個人情報や機密情報の漏洩を防止できるので、もしものときも安心です。
ただし、データを削除してしまうと、基本的に復元できなくなります。遠隔操作でデータ消去を実行する前に、消えると困るデータはバックアップを取っておきましょう。
⑤ 端末を初期化する
スマホを工場出荷時の状態に初期化することも、遠隔操作でできることのひとつです。初期化すると、すべてのデータや設定が失われるので、紛失・盗難・マルウェア感染といったトラブルに遭った際に、 情報漏洩などを防ぐ最終手段 として使えます。
デバイスを初期化すると、データなどの復元は不可能です。日頃から定期的にバックアップするとともに、初期化の判断は慎重に行いましょう。
【OS別】遠隔操作の方法
遠隔操作の方法は、スマホに搭載されているOSによって異なります。ここでは、iPhoneとAndroidに分けて、遠隔操作する手順を解説します。
iPhoneの場合は「探す」アプリを使用
iPhoneでは、「探す」アプリ、または「iCloud.com」で遠隔操作できます。使用する手順は、下記の通りです。
| 手順1 | 遠隔操作したいiPhoneで「設定」を開く |
|---|---|
| 手順2 | 「自分の名前」をタップし「探す」を開いて「iPhoneを探す」をオンにする |
| 手順3 | 別のiPhone・iPadで「探す」アプリを開いてサインインする、またはPCやスマホで「iCloud.com」にアクセスしてサインインする |
「探す」では、主に下記のような遠隔操作ができます。
- 端末位置情報をマップ上で確認する
- 音を鳴らす
- パスコードでロックをかける
- 拾得者に向けたメッセージや連絡先などを表示する
- データを消去する
Androidの場合は「Find Hub」を使用
Androidの場合は、「Find Hub」を使用することで遠隔操作できます。「Find Hub」を使用する手順は、下記の通りです。
| 手順1 | 遠隔操作したいスマホで、Googleアカウントにログインする |
|---|---|
| 手順2 | 「位置情報」と「Find Hub(デバイスを探す)」を有効にする |
| 手順3 | 別のスマートフォンで「Find Hub」アプリを開く、またはPCでWeb版の「Find Hub」を開き、同じGoogleアカウントでログインする |
| 手順4 | 遠隔操作したい端末を選択する |
「Find Hub」では、主に下記のような遠隔操作ができます。
- 端末位置情報をマップ上で確認する
- 音を鳴らす
- 端末を保護(ロック)する
- 拾得者に向けたメッセージや連絡先などを表示する
- データを消去する
スマホを遠隔サポートするなら画面共有ツールが便利
ここまで紹介した、OSに標準搭載されている機能を利用した遠隔操作は、スマホの紛失対策や端末管理に役立ちます。
一方、業務では「従業員のスマホ設定をサポートしたい」といった場面もあります。
このような場面では、OSに標準搭載されている機能だけでは対応できません。画面共有に対応したリモートサポートツールを利用することで、相手の画面を確認しながらスムーズにサポートできます。
ここでは、スマホの遠隔サポートで活用できる画面共有ツールの種類や、選び方のポイントを紹介します。
画面共有ツールの種類
スマホで画面共有を行う方法はいくつかあり、利用するツールによって特長が異なります。代表的なものとして、下記の3種類があります。
- 標準搭載されている通話アプリ
- Web会議ツール
- リモートサポート専用のツール
標準搭載されている通話アプリ
スマホの機種によっては、標準搭載されている通話アプリに、画面共有機能が含まれている場合があります。ツールを追加で導入する必要性がなく、手間やコストを抑えて画面共有できます。
ただし、サポートに最適化されているわけではないため、 使える場面が限られていたり、機能面に制限がありスムーズにサポートを行うのが難しい場合もあるため、注意が必要 です。
Web会議ツール
スマホに対応したWeb会議ツールを導入することでも、画面共有を実現できます。普段から使っているWeb会議ツールがあるなら、使い慣れた環境をスマホでも運用できるのが利点です。
ただし、 Web会議ツールを各スマホにインストールする作業が煩雑で、人によっては負担になる 場合があります。
リモートサポート専用のツール
リモートサポート専用のツールを導入すれば、画面共有はもちろん、サポート業務に必要な機能を備えた環境を構築できます。 問い合わせから問題解決までを効率的に進められるのが特長 です。
また、接続が簡単なツールもあり、 ITリテラシーに不安がある方にもスムーズにサポートを実施 できます。
画面共有ツールを選ぶ際のポイント
画面共有ツールを選ぶ際は、下記の3点を確認しましょう。
- マルチデバイスに対応していること
- 接続が簡単であること
- サポート業務に必要な機能が備わっていること
これらの条件を満たすツールであれば、 スマホだけでなくPCやタブレットもまとめてサポートできる ほか、 従業員のITリテラシーに左右されずスムーズにサポートを開始できます。 また、画面共有以外のサポート機能が充実しているツールであれば、より効率的な運用が可能です。
スマホの遠隔サポートなら「RemoteOperator Helpdesk」
「RemoteOperator Helpdesk」は、PC・スマホ・タブレットに対応したリモートサポートツールです。画面共有機能をはじめ、サポート業務を円滑に進めるための様々な機能を備えており、従業員向けヘルプデスクからカスタマーサポートまで幅広い用途で活用できます。
また、スマホだけでなくPCやサーバーなどもまとめてサポートできるため、複数のデバイスを運用している企業にも適しています。
無料トライアルもご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
スマホの遠隔操作を活用すれば、端末の位置確認やロック、データ消去などができ、紛失・盗難対策や端末管理に役立ちます。また、iPhoneとAndroidでは利用できる機能や設定方法が異なるため、それぞれのOSに合わせて事前に設定しておくことが大切です。
一方で、業務では端末管理だけでなく、従業員やお客様のスマホをサポートしたい場面もあります。そのような場合は、画面共有に対応したリモートサポートツールを活用することで、サポート業務の効率化につながります。
